家族で一緒に「2021年の桜をどこで見るか」決める ~ きぼう割について

2020年04月20日・コラム
家族で一緒に「2021年の桜をどこで見るか」決める ~ きぼう割について

目次

    今年2020年は自粛要請のため、家族や友人とお酒を飲みながら桜を見るという「希望」が叶わなかった人も多いでしょう。ある政治家さんが述べていた「桜は2021年も咲きます」という言葉が印象的でした。まずは新型コロナウイルスの感染拡大防止。それは大大前提なのですが、今日は敢えてその後の話を。2021年の桜をどこで見るのか。壊滅的な損害を受けた旅行・観光業界が期待する、「きぼう割」です。

    1.現在の状況

    家族で一緒にいる時間に、「2021年の桜をどこで見るか」決める ~ きぼう割について

    きぼう割についてお伝えする前に、まず現在(2020年4月)の状況を共有します。日本全国の観光地から首長がメッセージを出していますが、共通する言葉は「いまは観光旅行を控えてほしい」ということです。

    多くの観光客にとって出発地となる東京や大阪、名古屋などは多くの新型コロナウイルス感染報告が上がっています。罹患者のなかには咳や発熱といった「目に見える症状」がない人も多く、よって自覚のない患者も多いです。誤解を恐れずにいえば、いまこの記事を書いている筆者や読まれている方が罹患者ではない可能性はゼロではありません。

    観光地にもよりますが、いわゆる感染症患者を受け入れられる(設備の整った)病院は自治体に1つ、2つというところも多いです。いま旅行に行って発熱し、新型コロナウイルス感染症と認められると現地の病院に入院します(その状況に飛行機・新幹線で東京に戻ってくるのもリスクです)。そこまでの移動中に現地で感染拡大の源となってしまう可能性があります。

    そして、そのためにキャパの狭い現地も病院がパンクしてしまう可能性もあるのです。現地の人の受け皿となっていた病院が受け入れを拒めば、コロナとは無縁ながらも急性心筋梗塞や脳梗塞などの救急医療に影響が出てしまいます。これを防ぐために、いまは旅行を控えることを大前提としましょう。

    2.いつから旅行に行けるのか

    家族で一緒にいる時間に、「2021年の桜をどこで見るか」決める ~ きぼう割について

    そうすると気になるのが、いつから旅行に行けるのかということ。残念ながら現在は、まったく再開は見込めません。まずは第一は日本のみならず、世界中において感染拡大が下火になること(ゼロになることはないでしょう)。そしてワクチンが開発され、重症化をしない病気として認定されることです。ニュースを見ていると、2020年末から2021年にかけて状況が上向いてくるか。というところでしょうか(医療知識を前提としない個人的見解です)。せめて2021年の桜は遠出をして見たいという希望を込めてのタイトルです。

    3.そのうえで知りたい「きぼう割」とは?

    家族で一緒に「2021年の桜をどこで見るか」決める ~ きぼう割について

    そのうえで知りたい「きぼう割」について。政府は新型コロナウイルスに対する緊急対策として、事態収束後に向けた「Go Toキャンペーン(仮)」として約1.6兆円を計上しました。現在のところ、これらの施策は熊本地震や北海道地震のときに実施された「ふっこう割(希望割)」をモデルとしており、今回の名称も「きぼう割」を適用する見込です。

    <Go Toキャンペーンの内容※2020年4月現在>

    ●旅行業者経由で対象期間中の旅行商品を購入した消費者に対し、代金の1/2相当分のクーポン券を付与。最大1人1泊あたり2万円。宿泊割引だけではなく、地域産品・飲食・施設などの利用クーポン券を含む

    ●オンライン予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、最大1人あたり1000円分のポイントを付与

    ●2割相当分の、登録飲食業店で使えるプレミアム付食事券を付与

    ●チケット会社経由で、期間中のイベント・エンターテイメントのチケットを購入した消費者に対し、2割相当分の割引・クーポン券を付与

    ●国主導による商店街等の取組キャンペーンの告知や支援

    ふっこう割については、当コラムに記事があるので、こちらを参考にしてください。

    今回のタイトルは「2021年の桜」としましたが、桜に限らず日本全国には旅行者を待っている観光地があります。一度行って気にいった場所も、機会があれば行きたいと密かに願っていた場所も。自粛要請により、家族で夕食を囲む日も多いと思います。「コロナが遠くに行ったらどこへ行こうか」という会話を楽しみに、いまを乗り切りましょう。

    4.「きぼう割を待てない」観光地を応援する方法はあるのか

    家族で一緒に「2021年の桜をどこで見るか」決める ~ きぼう割について

    とはいえ心配になるのは、2021年桜の季節まで観光地は元気でいられるのかということ。インバウンドに影響の出始めた2020年1月末から、既に3カ月以上が経過し、旅館・ホテルの倒産情報も多く伝えられるようになってきました。これらのように、「きぼう割を待てない」観光地を応援する方法はあるのでしょうか

    ①ふるさと納税をする

    ふるさと納税は住民税の納付先を自由に選択できる制度にすること。まずは「宿泊券を返礼品に設定している自治体」に対し、ふるさと納税をすることで、旅行先の自治体に財政を支援し、補助金制度の拡充などに期待します。そのうえでコロナが落ち着いた暁には、宿泊券を使って旅行に行きましょう。宿泊券は旅館やホテルにとって売上にならない可能性もあるので、それこそ豪勢な夕食を選択したり、お土産を購入したりすることが何よりの応援になります。

    ②クラウドファンディングを支援する

    政府系金融機関や民間の銀行が融資を拡大していますが、限界があります。そこで、観光地がインターネットサービス会社を介して、自主的にファンから支援を募る「クラウドファンディング」が注目されています。Campfire社という会社が特に有名です。

    https://camp-fire.jp/

    自分の気に入った観光地のクラファン(クラウドファンディングを短縮してこう呼ばれます)に1人5000円や10,000円から参画できますので、ぜひ気軽に試してみましょう。寄付行為なのでお金が戻ってくること前提ではありませんが、宿泊券や名産などを「リターン」として用意していることも多いです。現地を訪れることが出来るまでの繋ぎとしての存在にもなるでしょう。

    ③現地の製品を購入する

    足を運べなくても、現地のものを消費することが応援になります。もちろん物産展やイベントショップは感染リスクを否定できないので、インターネットを活用していきましょう。少しでもお金を落として、元気になって貰って、トンネルを抜けたあとの再開を楽しみにする。きぼう割の対象はまだまだ先かもしれませんが、それこそ希望を持ち続けることが大事。早く日常の観光シーズンが到来することを祈念して、感染防止など目の前のすべきことに立ち向かっていきましょう。

    【この記事の著者】

    株式会社FP-MYS 工藤 崇

    株式会社FP-MYS 工藤 崇

    FP-MYS代表取締役社長CEO。1982年北海道生まれ。相続×Fintechプラットフォーム「レタプラ」開発・運営。資格学校勤務後不動産会社、建築会社を経て2015年FP事務所を設立。1年後の2016年7月に法人化。多数の執筆のほか、Fintech関連のセミナー講師実績を有する現役の独立型ファイナンシャルプランナー(FP)として活動中。スタートアップとしてシードラウンドまでの資金調達完了済み。拠点は東京都中央区茅場町。

    LettePla:https://letteplabiz.com/

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