ライフプランと個人資産の管理アプリ・フォーチュンポケット
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住宅購入は、人生で最も大きな買い物と言われるライフイベントです。30代になると住宅購入を考え始める人が多いと言われていますが、自分の思い描いた通りの住宅を購入するためには、今からきちんと計画的に準備をすることが重要です。
この記事では、住宅購入のための資金計画(貯蓄プラン)の立て方をご紹介します。早くから貯めておけば良かったと後悔しないためにも、今日から早速資金準備を始めましょう!
住宅を購入すると、住宅の代金以外に税金や諸費用がかかります。
住宅を取得する際には、消費税のほかに下記のような税金がかかります。
・印紙税:住宅の売買契約書や住宅ローンの契約書などに貼る収入印紙代
・登録免許税:所有権を登記する際に必要
・不動産取得税:不動産を取得した際に都道府県に支払う税金
なお、現在は住宅取得にかかわる特例期間中で、課税金額が軽減される制度が実施されています。条件を満たした場合に限り適用されます。(※2019年2月現在の情報です)
住宅を購入する際には、下記のような費用がかかります(主に住宅ローンにかかわる費用)。
・融資手数料:住宅ローンを組む際に金融機関に支払う手数料
・ローン保証料:住宅ローンを組むにあたって保証会社に支払う費用(金融機関や商品によっては無料)
・団体信用生命保険料:住宅ローン完済前に死亡した場合にそなえる保険
・火災保険料
・地震保険料
では、実際に住宅を購入するにはいくらかかるのか、どの程度の貯蓄でいくら位の物件を購入できるのか、資産管理アプリを使って貯蓄プランを立ててみましょう。
Fortune Pocketは、現在の資産状況を管理する「バランスシート」と、今後のライフプランを作成する「ライフプランシート」からなる資産管理アプリです。簡単な情報を入力していくだけであっという間に資産状況とライフプランが完成するので、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
資産管理アプリFortune Pocketを使って、住宅購入のための資金計画を立ててみましょう。
1.誕生日や結婚の有無など、簡単な質問に回答していきます。
2.ライフイベント「住宅」を選択し、購入予定年齢や費用を入力します。
「マンション」「戸建」のいずれかを選択すると、住宅の金額や頭金などに平均的な数値が設定されます。数値は自由に入力することができますが、わからない場合は初期値をそのまま利用できます。ここでは、下記のように設定します。
・現在の年齢:30歳
・購入予定年齢と月:35歳の4月(今から5年2ヶ月後)
・購入物件の種類:マンション
・購入したい住宅の金額:5700万円(初期値)
・頭金:1140万円(初期値)
・諸費用;342万円(初期値)
3.診断結果を見てみましょう。
今の貯蓄ペースで35歳の4月までに住宅購入資金を貯められるかどうかの診断結果が出ます。この例では-810万円、つまり810万円不足することがわかります。
では、今のままの貯蓄ペースで無理なく住宅を購入するには、どのようなプランを立てたら良いのでしょうか。
4.月々の貯蓄額を調整してみます。
月々の貯蓄額を8万円に設定しても、374万円不足することがわかりました。月々の貯蓄額をさらに上げるのは難しいため、マンションの金額を調整してみます。
5.マンションの金額を調整してみます。
マンションの金額を3500万円に設定しました(金額を変更すると、頭金や諸費用が自動的に修正されます)。しかし、これでもなお114万円不足しているため、さらに金額を調整してみます。
この例では、月々の貯蓄額8万円、マンションの金額3000万円にすると、目標時期(35歳の4月)に無理なく購入できるという結果になりました。
住宅の購入には、大きな資金が必要です。できる限り頭金を増やし、ローン返済額を減らすためにも、今から資金の準備を始めましょう。資産管理アプリを使えば、無理のない貯蓄プランを立てることができます。
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