「資産運用始めようかな」という人が考えたい、WC(ウィズコロナ)について

2020年04月28日・金融
「資産運用始めようかな」という人が考えたい、WC(ウィズコロナ)について

目次

    WC(ウィズコロナ)という言葉が一般化してきています。当初、2019年初夏には終わると思われていたコロナウイルス拡大防止の動きと、それにともなう経済自粛。2020年のお正月には、資産運用を後押しする流れを感じ、「そろそろ資産(証券)運用を始めようかな」と思っていたところに到来した異常事態。ただ、証券会社の作成口座数は増えているそうです。

    1.コロナショックのなか、証券口座が増えている理由

    楽天証券は2020年2月の月間口座開設数が10万5,940口座となり、歴代業界最多数を更新しました。同様にSBI証券も、総合口座500万口座を達成したリリースを発表しています。コロナショックで日本全国が停滞感に覆われているのに、何故でしょうか。

    <2020年1月-4月の日経平均株価(月次最高値と月次最安値):円>

    ※1 2020年4月21日現在(執筆時)

    それはこの表を見るとわかります。コロナショックにより2020年1月-4月まで平均株価は著しく減少している一方、4月に入ると少しより戻している感じもします。10年前のリーマンショックも株相場は壊滅的になりましたが、時間をかけて復活しました。今回も同様で、長期的な視野で見ると必ず挽回する、つまり「今が底」ではないかという考えです。

    短期的に見ると混乱の世の中が続きますが、中長期的に見れば、再び資産運用が推奨されるタイミングが来る。そのために今、可能な範囲で株取引を始めることが一つの「時代読み」といえるでしょう。急激に口座開設が増えているのは、こう考えている人が多いということです。

    2.証券会社開設のあと、コロナショックとどう向き合うか

    それでは口座を開設したあと、資産運用はどのようにしていくべきでしょうか。

    ①長期的運用に拘ることなく、趨勢を見る

    何よりも留意したいのは、コロナショックの行き末は誰にもわからないということ。代表的なものは原油価格です。世界中で動きが止まったがために、石油のニーズが著しく下がり、原油価格が前例のないような下がり方を見せています(右の急落下)。これが産油国を中心とした政界情勢の更なる不安定化を招き、コロナ感染の状況も相まって、株価に著しい下落が発生する可能性があります。また、これだけ世界中を「コロナ禍」が覆っている状況、原油のほかにこのような爆弾が爆発する可能性も捨てきれません。つまり、「ここが底だ」と考えて口座開設をした人たちをあざ笑うかのように、更なる下落が起こる可能性もおおいにあるのです。

    <2020年1月ー4月のWTI原油チャート>

    WTI原油価格(楽天証券ホームぺージより) 2020年4月21日現在

    その対策として、「長期投資」などと限定せず、損切りも含めて随時様子を見ること。日本に限らず世界の株価情勢や、金などの先物の動き、指数、世界指導者の発言なども気にすべきです。何よりもコロナ感染の行き末や治療薬、ワクチンの開発状況なども気を配っていきましょう。

    ②ポスト・コロナを「学ぶ」

    もうひとつは、コロナ禍の後にくる成長銘柄を予測して、投資していくこと。まずは直接的にコロナの影響がない(薄い)銘柄。医療関係やドラッグストア、スーパーマーケットなどでしょうか。そしてコロナ禍のあとに改めて社会を構築するに当たって評価される銘柄です。テレワーク(リモートワーク)やデジタルツール、またはコロナによって抑圧されていた反動で求められるであろう旅行や観光などでしょうか。

    ただ、これらコロナ禍のあとの株式市場は「プロ(投資家)」も参加しているため、(比較言葉として)素人投資家が利益を出し続けるのはとても難しいです。そのため、様々なプロの見解を聞き、また投資家仲間とコミュニケーションを取るなど、ポスト・コロナを「学ぶ」姿勢が大切だと考えます。

    3.では、証券投資は何から始めるといいのか

    まずは何よりも証券口座を開設する作業から。ただ、コロナ禍のなか、証券会社に赴いて口座を作るのは抵抗があります。ぜひ、ネット証券を利用しましょう。記事頭にてご紹介した楽天証券もSBI証券も、口座開設時に赴く必要のないインターネット証券会社です。

    <インターネット証券口座の作り方>

    証券会社各社によって細かい違いはありますが、概ねこのフローチャートで証券口座を開設することが出来ます。一番難儀なのは購入後、現時点の証券資産の価格(評価額)を定期的に確認すること。追加購入や売却のときの重要な判断材料になります。

    ここでお勧めなのが家計簿アプリです。当記事が掲載されているFortune Pocketでは、家計に合わせ証券の残高(評価額)を確認することができます。証券資産の評価額は単体で判断するべきものではなく、ほかの資産、つまり家計と見合わせながら考えていくべきもの。具体的に見ていきましょう。

    たとえば、証券の評価額が「微減」しているものの、現預金が増えている場合。この場合は「証券を損切りまでして現金資産を増やす必要はない」という考え方と、「現預金に余裕があり、多少の証券損切りをしても家計には響かない(から損切りすべき)」という考え方があります。それを判断するのは損切りの規模や現金資産の状況を踏まえたうえでの投資家の考え方ですが、家計を見ていなければわからないもの。

    ただ、常に現金資産の把握として銀行口座を見て、証券口座を見て、そのほか所有している人は仮想通貨の評価額を見て、というのはとても煩雑なもの。そこで、「家計簿アプリ」による一括管理をお勧めします。家計簿アプリは証券会社の口座とも連動しているため、自ら連絡したり手続をしたりせずとも、定期的に最新状況を取得することが出来ます。これはとても便利。このサイトから日本ユニシスの家計簿アプリ「Fortune Pocket」の案内に進むことが出来るので、ぜひ試してみてください。

    WC(ウィズコロナ)という言葉は、これから自粛期間の状況変化により、もしくは経済活動をどうするかという問題と合わせ、浸透していくのはないでしょうか。そのなかの一つとして、資産運用を始めるタイミングをどう考えるか、があります。時勢を見ながら、口座を作るなど「まず出来ること」を始めていきましょう。

    【この記事の著者】

    株式会社FP-MYS 工藤 崇

    株式会社FP-MYS 工藤 崇

    FP-MYS代表取締役社長CEO。1982年北海道生まれ。相続×Fintechプラットフォーム「レタプラ」開発・運営。資格学校勤務後不動産会社、建築会社を経て2015年FP事務所を設立。1年後の2016年7月に法人化。多数の執筆のほか、Fintech関連のセミナー講師実績を有する現役の独立型ファイナンシャルプランナー(FP)として活動中。スタートアップとしてシードラウンドまでの資金調達完了済み。拠点は東京都中央区茅場町。

    LettePla:https://letteplabiz.com/

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