ライフプランと個人資産の管理アプリ・フォーチュンポケット
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テレワークが浸透し、通勤時間に使っていた朝と夜の小1時間を使って株投資を始めた!という声を最近よく聞きます。通勤列車のなかでも証券運用(&関連の勉強)は出来たのですが、何となく知らない人の視線が気になりました。最近は熱いコーヒーを入れながら、先の見通すのがとても難しいポストコロナを予測する。そんな投資生活を始める第一歩として、有望株をネット証券で見つけるという方法があります。
コロナ禍は飲食や観光などの企業に甚大な損害を与えた一方で、株価にはリーマンショックほどの急激な下落傾向が見られない、という指摘があります(2020年6月現在)。ニュースを見ていても、当初の「コロナにより日経平均が〇〇円下がった」よりも身近な中小企業の倒産や客足の途切れが注目されました。意外なことですがそれを受け、ネット証券の口座開設数は各社上昇基調にあります。2020年前期、いくつかの会社が「過去最高の新規開設口座数」を記録し、発表しました。いくつかの理由が考えられますが、テレワークによって目減りした残業代を資産運用で補填できるかな?という短期的視点と、この先不透明感が続くことに対する資産を安定化させたいというニーズがあるのではないでしょうか。
ネット証券にはどのような違いがあるのでしょうか。各社がポストコロナにどのような取組をしているか、特徴とともに見ていきましょう。
・特徴
〇口座開設数No.1。口座開設数500万件(2020年2月各社公開資料比較)
〇手数料最安値No.1
〇2020年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券第1位
・ポストコロナに強い理由
何よりも手数料の安さは、取引回数の多くなるポストコロナに適しているといえます。平時は長期投資をモットーとしている人でも、「あちらの銘柄の方が(所有するのに)いいかな」と試行錯誤が多くなる時期です。また、通常は1銘柄に投資する場面でもリスク回避を目的に複数銘柄に分散化することも。SBI証券は5万円や10万円といった少額取引の手数料の割安感が大きな特徴でもあります。
<少額取引での手数料比較>(SBI証券ホームページより)
・特徴
〇顧客満足度No.1(J.D.パワー2019年 個人資産運用)
〇新規デビューキャンペーンで最大10万ポイント付与も
〇楽に資産運用を。ロボアドバイザーも活動中
・ポストコロナに強い理由
楽天証券のホームぺージを見ると、「投資がはじめての方へ」という丁寧な説明が目に入ります。今回のコロナでは今後の時代を占うため、はじめて(株式)投資なるものを始めたという人も多いようです。経験豊富の人には不要な、手取り足取りの説明を求める顧客に対応した証券会社といえるでしょう。NISAやiDeCoの初心者用ページも充実しています。楽天スーパーポイントで投資信託を購入できることも大きなメリット。
・特徴
〇初心者に丁寧な申込案内と、コストを安く賢く積み立て
〇投資信託なら100円から投資デビュー可能
〇完全抽選で公平なIPO
新規口座開設でdポイント付与のキャンペーン中。最大3,000円相当が貰えます。取引するなかで蓄積したポイントは、マネックスグループのなかで仮想通貨との交換が可能なポイントです。
・特徴
〇1株単位で日本の有名企業300銘柄、1口単位で買える国内ETF15銘柄
〇1株からでも配当金を受け取れます
〇最高3株分の購入代金が貰える、初株チャンスキャンペーン実施中
「いつものLINEから」申込可能な「プラットフォーム力」が何よりのメリットです。友人にLINEする気軽さで証券を開始することができます。また平日21時まで取引可能のため、仕事帰りに注文することも可能。
・特徴
〇1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料
〇IPOへの申込時は申込金が不要
〇新規口座開設で手数料最大10,000円キャッシュバック
初心者向けの検索サイトが提供されています。手数料の安さと合わせて、投資初心者向きの証券会社といえるでしょう。取引の仕組みからテーマ投資にいたるまで、充実したサポート体制が整っています。
<ネット証券5社比較まとめ>
ネット証券各社によってどのような違いがあるのでしょうか。まず、ネット証券は当然ながら「インターネット」を土台としたものなので、ビジネスモデル自体は変わりません。SBI証券や松井証券のように(取引)手数料を大幅に割り引くことで差別化をしている会社も多いですが、数十円から数百円の違いです(そもそも手数料が数百円前後が中心なので当然ですが)。そこで、ネット証券各社を選択するポイントをお伝えします。
(1)日頃の(取引活動の)使いやすさ
(2)手数料
(3)投資関連情報の充実具合(お勧め銘柄、投資関連のメディア提供、サポート体制など)
(4)証券会社の枠組み以外との連携(ポイントサービス、家計簿アプリとの連携など)
(5)安心感(ブランディング、セキュリティなど)
そのうえで一歩を始めた人は、不安のなかで投資をスタートしていると思います。2020年をどのように考えるべきなのでしょうか。まず、何よりも世界中がコロナ禍に襲われていますが、今だからこそ割安株はあると思います。これを機に、これまで始めるきっかけが掴めなかった株式投資を始めるのもひとつです。ただ、所有している株式の「評価額」がここまで下がったら損切りをするポイントは設定しておきましょう。
また、これからはコロナからの復興、そして日本でいうところの「あたらしい生活様式」に向けた様々なビジネスが注目されます(この様式は日本における提唱ですが、今回のコロナ禍は世界中を襲っています。同様のビジネスは世界中で発展することでしょう)。
これまで日本のビジネスには合わないとされながらも、2020年の数カ月で急速に浸透したZoomを始めとするオンライン会議ツール。医療従事者の負担を軽減するオンライン診療が注目されています。一方で今後、コロナ禍がどうなるかはわかりません。第2波、第3波がいつ、どのような規模で訪れるかもわかりません。だからこそ、今後の世の中づくりを「株式投資」という視点で見ることをお勧めします。あくまで適切な損切りを前提としながら、2020年の投資スタートを進めるのはいかがでしょうか。
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平素より弊社個人資産管理サービス「Fortune Pocket」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
突然ではございますが、この度、個人資産管理サービス「Fortune Pocket」は2021年9月30日(木)をもちまして、サービスを終了させていただくこととなりました。
ご利用のお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
長らくのご利用、誠にありがとうございました。
なお、ソニー銀行株式会社から提供されている「○○アプリ(名称)」では、当サービスと同様なバランスシート機能・ライフプラン機能に加え、支出管理機能をご利用いただけます。ぜひご利用をご検討ください。
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